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レンズ越しのタイムトラベル。新しい視点をオールドコンデジで見つける

レンズ越しのタイムトラベル。新しい視点をオールドコンデジで見つける

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こんにちはbebopです。@bebop_jpアプリでフィルム撮影をした質感が再現できて、こだわるならグレーディング、加工、編集、プロツールを使用しなくとも誰でも手軽にクオリティの高い写真をはき出せるかもしれない日常。手のひらで魔法がかけられる世界戦に突如オールドコンデジと言われだしたカメラが各SNSで紹介されるようになりました。現在では改善された幾つもの機能がある最新のカメラがあるけど、あえて少し遡って進化の過程にある機体を入手し、セルフタイムスリップする。不便の価値を見つめ直す所行、それがなにかを確かめる記事になります。今回パートナーになったCANON IXY DIGITAL10。作例を交えて紹介します。興味のある方はご覧ください。

 

● 01_オールドコンデジの特徴
● 02_オールドコンデジの作例
● 03_オールドコンデジの対策
● 04_オールドコンデジのおすすめの記事まとめ
上記のセクションで綴っていきます。

 

スマホの機能が充実し、メイン機体としてデジタル一眼レフカメラを使い始めてからは、コンデジを見過ごすことが多かったのですが、SNSであるワードを目にする機会が増えて興味を持ちました。そのあるワードとはオールドコンデジ。3000円前後から発掘できるオールドコンデジ。オールドコンデジの明確な定義はないようですが、2000年代前後のコンパクトデジタルカメラを指すことが多いようです。当時のデジカメは画像を記録するメディアも様々で、フロッピーディスクに画像を保存する機体もあるとのこと。知らなかった。

SDカードで書き出せることを条件に気になる機体を絞りました。RICOH R10CANON IXY DIGITAL10の間で迷いましたが、最終的に後者のCANON IXY DIGITAL10を選びました。とにかく角張っていて小さい。なによりデザインがかわいい。

入手した機体は中古品につき、ディスプレイのドット抜けがありバッテリーと充電器は付属しないデフォルト仕様。そこで互換性のあるバッテリーと充電器を用意しました。バッテリーを差し込み、ドット抜けの確認をし、撮影に支障がないことが確認出来てほっとしました。
NB-4L 互換 バッテリー

機体は約86mm×54mm、カセットテープより小さい手のひらに収まる小ぶり感。名刺より小さいのは驚愕。小さくつくる技術で世界を獲りにいった日本の魂の結晶かもしれない。右にあるスライド式のボタンは、カメラ、ムービー、プレビューに切り替えられるロジック。液晶のUIもシンプルなデザイン。今回は8GBのSDカードで運用。8GBでも高画質で2500枚前後撮影可能です。

それではCANON IXY DIGITAL10の作例を載せてみます。

テスト撮影で気づいたこと。ズームで拡大し撮影すると、さすがに画像の粗さは目立ちましたが、私の設定なのか、意外に性能が良くしっかり撮れてしまうので写真にレトロをプラスするには工夫が必要。うまく光源を拾えばレトロな作風になりそうです。コンパクトなのでサッと忍ばせておけるかわいさが微笑ましい。機能がシンプルな分、撮り手のスキルが露呈される残酷かもしれないオールドコンデジ。紹介した写真にそれが表現されている気がします。とても難しかったので小技が使いたくなります。チャレンジしたことはありませんがストッキングを利用したフィルターの絵のあたたかさに興味があります。Adobe Photoshop Lightroomとの相性も良さそう。スマホに取り込み背景をやり過ぎない程度にさっとぼかして調整するのも面白いかもしれません。
ストッキングフィルター
Adobe Photoshop Lightroom

現在一部のオールドコンデジの価格は高騰しており、機体の状態もピンからキリまであるので購入を検討している方は十分な調査をお勧めします。

フィルムカメラでもスマホでもない、オールドコンデジの魅力をどのように演出するかが、このカメラを旅の相棒として持ち歩けるかどうかの分かれ道になりそうです。ブログのひとネタに留まらず、仕事でも活用してみたいと考えています。動画撮影の方がこのカメラの良さを引き出せそうです。試してみよう。

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