WORKS / in bebop
Sanba Stand /「EXHIBITION」Poster「Gestalt Unit」
サンバスタンド /「3人展」ポスター「ゲシュタルト Unit」
自分のためにデザインを作成するという挑戦をしてみました。今までだと考えられない自分のためという作業。これまで商業ベースで仕事をしてきたと私は少し敬遠していたムーブです。なにか出したかったタイミングというのが素直な気持ち。右から3作、ポスターを用意しました。
ゲシュタルトUnit 01/キノコ
ゲシュタルトUnit 02/ウサギ
ゲシュタルトUnit 03/セルフポートレイト
自分なりの表現を見つける難しさ作りたいものを見つける。これが一番むずかしかったです。今回用意した図案、先人たちのアイデアを情報収集しながら、今の自分に響く表現をたぐり寄せ、ようやく用意できました。表現したいものを見つけているクリエイターは本当にすごい。ぼくは見つける!にかなりのエネルギーを消費しました。作ることはこんなに大変だったんだと。作品づくりの他に、合板をB2サイズに切り出し、オリジナルのパネルと額装を用意しました。終始手伝ってくれたのが東北のデザイン社の花田さん。土日を活用し花田さんと一緒に形にしていく過程はとても楽しかったです。金具の重要性に気づいたり、さまざまな問題に直面しながらも、パネルをボンドで貼り付ける際に空気が残る問題を検証することができました。次回はこの点を改善し、さらに良い作品を目指したいと思います。今回の展示会では、展示ポスターの2点がオークションシステムで完売するという出来事がありました。購入していただいたお客様には心から感謝しています。本当にありがとうございました。うれしく思うと同時に、次回を見据えてさらに自分らしい表現を見つけたい。そんな野心も「おかえりなさい」忘れていた感情。
今回参加したのは、「サンバスタンド」の「のみすた」内で開催された「酔曜日」というグループ展。このイベントはお酒を楽しむことをテーマとしており、展示物もお酒にまつわるデザインに挑戦しました。ぼくはゲシュタルトデザインに着目し、ぼくなりの解釈でドットデザインを組み込み、図案を観ると酔いが増しそうな仮説を立てデザインしています。裏テーマに啓蒙と社会派っぽさも添えて、楽しんでいただけるようなビジュアルを目指していますといえばかっこいいはず。また、イベントではグッズの販売も行い、その収益は能登半島への寄付として活用させていただきます。展示会の成功とともに、地域への貢献もできたことをうれしく思います。運営のみなさま、ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。
こちらも合わせてご覧ください。
WORKS | bebop